2013年5月1日水曜日

重症の患者になってしまいました。


皆さん。大変長い間ブログを書くことが出来ず、申し訳ありませんでした。
ご存知の方もいるかと思いますが、僕は腸チフスと言う感染症にかかり、326日に入院しました。そして、週間位で無事退院しました。しかし退院して数日して、チフスの抗生物質の副作用でなんと今度は石がおなか(胆嚢)の中にできてしまい、また入院しました。そして石を取るために、おなかの中に管を入れて手術をしました。ERCPという手術です。しかし、あると言われていた石が、なぜか手術のときにはもう無くなっていました。
ICUに移動するときの写真です。
 その日の夜中から、手術の副作用で今度は膵炎になってしまいました。ERCP後膵炎というのだそうです。血液検査で、膵臓の状態がわかるリパーゼの値が手術前は17(正常)だったのが、手術後に2500(全く正常ではありません)以上まであがってしまったのです。とても危険な状態でした。そして、その時何よりも辛かったのが、痛みです。赤ちゃんが生まれるときの陣痛と同じくらいの痛みを僕は2日半も経験したそうです。大声で叫びながら夜を過ごしました。嘔吐も20回ほどしました。
 何日もその痛みを我慢した後、お医者さんがやっとものすごく強い痛み止めを使ってくれました。これは麻薬の痛み止めで、本当に痛みの強い人にしか使わないそうです。ただ、この痛み止めを使うときには楽になりすぎて息をすることを忘れてしまうことがあるので、ICU(集中治療室)に行くことになりました。その痛み止めを使って30分後、本当に痛みがスーッとなくなりました。
ICUの中です。首にから薬や栄養が入っています。
 僕にとって、皆さんが今ふつうに経験しているような、おなかが痛くないということを天国のように思えた瞬間でした。
 そしてもう1つ。皆さんとは違うことがあります。僕は今、大静脈カテーテルと言う管(点滴用)から、栄養を入れています。首から血管に栄養を入れているのです。消化器の炎症があるから絶対に飲んだり食べたりしてはいけないのだそうです。10日以上もいっさい口に入れていません。だから、ものすごく喉が渇いています。


 僕は、まだ全く退院できる状態ではありません。学校にはいつ行けるのかも分かりません。でも、早く元気になって、学校に行きたいので、どうか皆さん、応援よろしくお願いします!!
 次ブログを書ける時がいつになるのか分かりませんが、楽しみにしていてください。また病院から書くと思いますが・・・。

3 件のコメント:

isenacchan さんのコメント...

けいし君こんにちわ!お父さんの友人の山崎です。
ネパールでは会えなくて残念でした。帰国後入院していると知って心配していました。

1日も早く元気になるよう心からお祈りしています。

いつもブログ楽しみにしています。

Marimama さんのコメント...

keishiくん
本当につらい思いをたくさんしましたね。痛い時って苦しいよね。私も5年前に腸閉塞で入退院を4度も繰り返したことがあります。腸閉塞の時も一切食べ物も禁止でずっと点滴で栄養をとっていました。Keishiくんの辛さに比べたら私の時の方が軽いと思うけれど、Keishiくんが感じている入院生活の大変さや普通に食べ物が食べれないこと、人と関わることの大切さがわかります。一日も早く病気から治って、元気になり学校に来れることを毎日お祈りしています。

@KM_KS さんのコメント...

Keishi kun

ブログをやっていると聞いてすぐ見つけました。Keishi君がどんな生活をしてきたか、よくわかりました。そして、作文もすばらしい!

また、ときどきのぞかせてくださいね。
@KM_KS